第1章をまたまた更新しました

http://lkbys.sakura.ne.jp/lkbys/Public/left_exactness/left_exactness_I.pdfに置いているPDFを更新しました。

  • 加群a.k.a. 剰余加群)について書きました(第2章へのジョイント節、生成された部分加群の後)。

同値関係の言葉を使わないで、証明の中に(その気になれば同値関係の一般論を抽出できるように気を付けて)埋め込んで書きました。この稿の中でほかに同値関係を使わない予定なので、まあこれはこれでありなんじゃないでしょうか。

参考文献一覧が見えない状態で公開しているのに注67には「[1] に従って」とあって何のことかわからなくなっていますが、これは『圏論の基礎』を指しています。

この版へのパーマネントなリンクはhttp://lkbys.sakura.ne.jp/lkbys/Public/left_exactness/left_exactness_I_20231029.pdf、直前の版へのパーマネントなリンクはhttp://lkbys.sakura.ne.jp/lkbys/Public/left_exactness/left_exactness_I_20231003.pdfです。

次回更新では、第2章へのジョイント節の続き、部分集合で生成された部分加群による商加群について書く予定です。ゼロ写像ついても書くかも。

追記

ごく小さな変更点として、

  • 順序対のためのコンマ(\langle\rangleに挟まれたコンマ)の後のスペースを変更しました

……というか、これ以前の版ではスペースを広めに取るようにいじっていたのをこの版でやめました。